ベタオリアルゴリズムの方針
これから、ベタオリアルゴリズムを作っていきたい。
ただし、近代麻雀ゴールドのページの下にあるような、リーチした人の捨てパイのみを見て当たり牌を1点読みするようなものを作るわけではない。そうではなくて、見えている牌をチェックして、それぞれの牌が当たり牌となる待ちの組み合わせ数をカウントして危険度を算出する方法でやっていく予定。
たとえば、3萬が当たり牌になる待ちは、ペンチャン(4x4,16通り)、カンチャン待ち(16通り)、3-6両面待ち(16通り)、シャボ待ち(6通り)、単騎待ち(4通り)ある。これらのトータルのパターン数が3萬の危険度になる。ただ、一般的にプレイヤーはできるだけ両面待ちになるように手を進める傾向があるので東風荘での待ちの形の出現比率を元にパターン数に係数をかけて数値を補正して危険度指数を出す。
この程度のプログラムはそれほど難しく無いはずで、これだけでもそこそこ正確なベタオリが出来るはず。その後、もし可能であれば、ドラやドラのまたぎ筋による点数補正とか、河の手出しパイの手順による当たりパイ読み補正とか役読みをやっていきたい。
放銃率こそがもっともプレイヤーの強さに影響を与えるパラメータであるとの統計結果もでている。
そして、市販の麻雀ゲームはちゃんとベタオリをしていない。これが市販の麻雀ゲームが弱い一番の理由だと思う。きっちりベタオリするプログラムが作れればそこそこ強い麻雀ゲームは作れるはず。そう信じているので頑張りたい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
>きっちりベタオリするプログラムが作れればそこそこ強い麻雀ゲームは作れるはず。そう信じているので頑張りたい。
私もその通りだと思います。&少し付け加えるなら、COM側プレイヤーの得点状況で、ベタオリするタイミングを変化させると、さらに実際の麻雀に近づくと思います。
投稿: 武藤 | 2005/06/27 02:40
>少し付け加えるなら、COM側プレイヤーの得点状況で、ベタオリするタイミングを変化させると、さらに実際の麻雀に近づくと思います。
そうですね、状況判断ってのも大切ですね。これはベタオリに限らず、和了に向かうときにもいえそう。きっちりやろうとするとイロイロ作業が入りそうですが、いずれやりたいと思ってます。
投稿: kmo2 | 2005/06/27 21:09
>きっちりやろうとするとイロイロ作業が入りそうですが、いずれやりたいと思ってます。
いやもう、kmo2さん。十分きっちりやられていると思いますよ。
本当に完成が楽しみです。
投稿: 武藤 | 2005/06/28 00:56