参考文献!?購入
麻雀は思考ゲームのクセに2,3秒しか考えてはいけないという変なゲーム。混一狙いのように序盤で何らかの判断を下さなければいけない場合、どうしても、コンピュータに全パターンを網羅した探索をやらせるのは無理があり、人間の経験を元にしたアルゴリズムが必要になる。
で、買ってきたのが以下の2冊。
なんていうかすごい組み合わせだけど、麻雀ゲームを作るってのはそんなものです。
知識と推論の方はブックオフで105円で売ってたのでついつい買ってしまった。
中身は情報系の学部生向けの本って感じですな。っていうか、ホントに学生が教科書として使ってたらしくあちこちにアンダーラインが引いてあったりする。
書いてあることはそれほど難しくない。3段論法とか、逆裏対偶などの論理、ハノイの塔や宣教師と人食い人が河を渡るパズル、最短経路探索、Min-Max、αβ法とかの解説。いかにも大学の教科書って感じ。もうちょっとヒューリスクティクスを生かす方法について突っ込んだ内容を期待して買ったんだけど……まあ仕方ない100円だし。定価で買うなら、結城浩さんのプログラマの数学の方がやさしく書いてあっていいんじゃないかな。
で、オバカミーコの方は、ちょうど今私が基準をどうしようか悩んでいた混一狙いについて書いてある。個人的には1巻2巻とあまりこの本のセオリーには納得して無いんだけど、混一決め打ちはこの本で紹介している染め手のメンツ候補数を基準とするやり方をベースにしてプログラムを組むことにする。
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