待ち形ごとの放銃率を考慮したロジックを追加
待ち牌ごとに異なる相手の放銃率を考慮するように期待値型評価関数を修正。また、混一モードの字牌鳴きの微調整を実施。上記の修正だけでもそこそこ強さがアップした気がする。
それと、ドでかいバグが2件あり修正。
1.チーしたときに鳴いた牌を横にするけど、その牌を間違っている。
2.場に見えている牌の数を数えるロジックが間違ってた。
こんなバグが残ってるとは……まったくもって情け無い話。
さて、明日以降は、オリすべきかどうかの判断の再調整を実施したい。とつげき東北氏の本だとベタオリしたときの放銃率は0と想定して計算しているので、どうしてもベタオリ有利気味の結論がでている感じがする。だから、私なりにデータをとって計算をしなおしたいと思っている。 そのために、降り打ちする確率を求める統計データを取りたい。
しかし、どうやって実施しようか悩み中。今作ってるゲームで取るのはそれなりに簡単だけど、出来れば東風荘のデータからとりたいところ。東風荘のログから集計しようとなると、東風荘のログを再生するプログラムが必要になる。今回は、1手づつちゃんと局面再現させて、手牌の分析もしなければいけない。いままでも東風荘のログからデータを取ってはいるけれど、もっと単純な方法でやっていたので、1手づつ局面を再生するプログラムをすでに作っていたわけではない。なので今回のために、新たに結構ガリガリとプログラムを書かないとまずいかも。
そして、これがすごく厄介だが、ベタオリしているかどうかをどうやって判断するのかを考えなければいけない。さあどうやって実現するべきか……
総ステップ数:11220
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コメント
ベタオリで確実なのは現物牌を切っていく場合だけで、スジ牌やカベ、ワンチャンスなどは当然100%安全牌ではないわけですよね…。
そうすると、相手が3~4順目にリーチした場合、ベタオリしたくても現実にはベタオリできない。通りやすそうな牌を切っていくわけしかないわけで…。
>とつげき東北氏の本だとベタオリしたときの放銃率は0
これは現実にはありえないと思うのですが…。kmo2さんはどう思われます??
投稿: 武藤 | 2005/10/03 01:08
>>とつげき東北氏の本だとベタオリしたときの放銃率は0
>これは現実にはありえないと思うのですが…。kmo2さんはどう思われます??
その通りですよね。
もちろんとつげき東北氏もその程度のことは分かっていたんでしょうけれど、ベタオリ時の失点データを取る方法が無かったのかなあと思います。
投稿: kmo2 | 2005/10/03 20:07