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2005/11/22

哲也、ノンバーバル・コミュニケーション、それからラブレター

「○○○なあなたへ」中学生の頃、私が女の子からもらったラブレターの書き出しがこの文でした。わたしが○○○を伏字にしてるんじゃなくて本当にこう書いてあったのです。

最初はドキドキしていたんですが、冷静になってよく手紙を見てみると、例の文章の箇所に消しゴムで消して書き直した形跡があることに気が付きました。気になったので裏側から濃い鉛筆の芯で軽くこすってみると、うっすらと「かっこいいあなたへと」と書いた跡が浮き上がってきました。どうやら、最初かっこいいと書いたんだけれど、よくよく考えなおすとkmo2はかっこよくないなと気が付いて消したらしい。そのあと何かほめ言葉になる形容詞を探そうとしたんだけれど適切なものが見つからなかったので「○○○なあなたへ」にしたらしい。

好きだといってくれる女の子からもかっこいいとは認めてもらえない程、私は容姿に不自由をしてるわけです。
そういったコンプレックスに加えて、前も書いたとおり美術の先生をマジ切れさせるほど美的センスがないので、見た目を軽視する傾向が私は強いのです。「所詮中身を見ずに見た目に釣られる奴なんてたいしたことが無い人間だ、見た目で敬遠するならこっちからお断り」ぐらいに思っていたわけです。

でもまあ、出来るだけ多くの人に使ってもらえるソフトにするためにはある程度きれいな画面にしなけりゃしかたない。後づけもいいところだけれど、いまさらながら、色々とデザインとか見た目へのこだわりの価値を勉強しているわけです。

そんなわけでいくつか本を読んでるんですが、今日買った本が面白かった。竹内一郎氏の「人は見た目が9割」。著者の竹内氏は少年マガジンに連載されていた麻雀マンガ『哲也』の原作者の「さいふうめい」です。

見た目といってもおしゃれをしろとかではなくて、言葉以外の情報伝達(ノンバーバル・コミュニケーション)についての本。この本は、人のしぐさとか色が心理に与える影響とか、マンガの構図が与える影響とかを例に、言葉以外の情報伝達力の大切さを説いています。

そういえば「サルでも描けるマンガ教室」でもネタにされていたように、哲也とか鳴きの竜とかの麻雀劇画は過剰な演出とか構図のオンパレードです。
『哲也』で、いつも哲也とライバルが対面に座っていたのは、対決構図を強調するためで、決して哲也がイカサマがばれにくいように席決めのときに離れた位置に座ってるわけではないようですな。

著者に言わせると麻雀はノンバーバル・コミュニケーションの象徴らしい。

しかし、著者のように、しぐさと感情表現のプロで、なおかつ麻雀が得意という人が打つ麻雀ってのはどんな感じなのか興味があります。

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