Borland IDE事業売却予定
Borland、IDE事業の売却を予定だそうだ。色々と感慨深い。
まったり麻雀もBorland C++ Builderで作ってる。でもGUI部とロジック部はソース的には分離されてるし、ロジック部は特定企業の技術に依存しないように、標準的なC++の技術だけで作ってあるから、簡単にマイクロソフトとかフリーの開発環境に移行できるだろう(っていうかすでに出来てる。)
開発リーダーだったヘイルスバーグがマイクロソフトに引っこ抜かれたときから、このような事態は十分予測できる範囲ではあった。そもそもBorland経営陣がヘイルスバーグのような天才技術者を冷遇しすぎたんじゃないのか?売却されたIDE製品ってどれも悲惨な末路をたどってるから、C++BuilderもDelphiもお先真っ暗だろうな。
それにしてもパッケージソフトウェアで商売するのって難しい。開発環境も商売にならない時代なんだな。
開発環境に限らず、ソフトウェアってフリーでかなりのものが揃ってしまうし。
しかも、製品を脅かすくらいのフリーソフト作ってる人間ってかなりプロのプログラマーが作ってる場合が多い。仕事での作業はストレスが溜まるけど、プログラミング自体は好きだからフリーソフトを作ってストレス解消してるって事が結構ある。なんていうか皮肉な結果なんだよな。
と言うわけで、ソフトウェア産業の未来のために、プロのプログラマーにストレスを貯めさせないことで、フリーソフトを作らなくなるように、プログラマーの労働条件を改善しましょう。
| 固定リンク
« マジックナンバー | トップページ | 地味に作業中 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント