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2006/09/10

TurboC++

BorlandのTurbo C++が無料公開されていたのでダウンロードしてみる。

この麻雀ゲームのプログラムは、あまり開発環境に依存する固有機能を使ってないこともありSTLのヘッダーファイルを1行追加するだけで問題なく移行出来た。


TurboC++はBorland Developper Studioで統合された各言語の開発環境を言語ごとにパッケージ化したものらしい。VCLの拡張性が無いことを除けば無料版でも問題なく使える機能を含んでいる。あまり使い込んでないけど、リファクタリングとかコードガードの機能も含んでいるようだし、Delphi 6 Personalのときにあった商用利用禁止のライセンス的制限も無くかなりよい感じ。
エディタなどの雰囲気的がVisual Studio 2005に近づいたのも個人的には好印象。

以下の点はちょっと気になるけど大筋いい感じ。
- エディタで関数を畳んで表示しなくする機能がバグってる。
- Visual stdioの商品版とは違いリソースエディタが無い(borlandは昔から無いけど)
- クラスをツリー表示する部分ウィンドウが毎回ノードを畳んで表示するので毎回開きなおす必要がありうっとうしい。

特にエディタは使いやすくなっている印象。今後はこちらに完全移行するつもり。


なおC#は.Netの2.0に対応していない&Visual Studioと比較して特別よい点が無いのでVisual Stuioを使ったほうが良さげです。

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コメント

つい最近このサイトを見つけ、遊ばせていただいています。私も麻雀好きで、麻雀を理論的に考えたいと思っていますので、このサイトの統計や期待値に基づいた麻雀に対する姿勢に非常に共感を覚え、影ながら応援しています。
私は麻雀は好きなのですが、それほどうまくありません。そこで、まったり麻雀のオープン対局を見てCPUの打ち方を参考にすればうまくなれるのでは・・・と考えたのですが、CPUの打ち方に納得できないうち方があまりにも多いのです。たいしてうまくもないのにこんな事を言って大変失礼なのですが、予想Rが2000を超えているのがとても信じられません。CPUの打ち方を見て、今までの私の麻雀戦術が根底から覆される思いでした(すでに「科学する麻雀」を読んでその思いは十分味わっていたのですが)。例えばここで次の牌を見てください。
東1局 1巡目 南家 
一二四五七八③⑥⑦⑦⑧5東発  ドラ⑤
親は西を切っています。ここでCPUは⑦を切りました。
私の中で⑦切りはあまりにありえない1打なのですが。(ちなみに私は東をきります。)親が西を切っているだけなので捨て牌から得られる情報はほとんどありません、にも関らず⑦を切っている。どういったアルゴリズムで⑦切りを選択しているのだろうか?この例に限らずどのようなアルゴリズムで打牌を選択しているのか大変興味があります。差し出がましい話なのですが、大雑把なアルゴリズムを公開していただけないでしょうか?

投稿: kamo | 2006/09/15 20:28

コメント、ありがとうございます。

ここで⑦をきるのは変ですね。私も東を切ると思います。

このケースの場合、3向聴程度の手だと読みきれないことと雀頭が無いことがCOMが⑦切りを選択してしまっている原因だと思います。

かなり以前に書いたことありますが、このプログラムは4556のような形を軽視する傾向があります。
補正を入れることも考えてプログラムを組んでみたのですが状況数が爆発的に増えてしまい、うまくいきませんでした。もう少し、先読みしない手順を増やす方法を考え直して再チャレンジしてみます。

牌効率のアルゴリズムは、非常に大雑把な言い方をすると、向聴数を重視し、概ね有効牌×点数が高くなるように切るパイを選ぶ感じです。
実際はもっと面倒な計算をしてますし、向聴数によってもアルゴリズムが異なりますが、大筋では大体そんな感じです。
過去記事に書いてありますので興味がおありなら参考にしてください。
結構見ているといろいろおかしなうち方をすることは多いです確かに。まあ、簡単に牌効率が解析できるんだった苦労はしないというか面白くないというか…


このゲームを打ち方の参考にしたいのであれば、門前での押し引き基準やベタオリあたりが参考になるかと思います。込み入った局面でのパイ効率とか、点数状況判断などは役に立たないでしょう。


投稿: kmo2 | 2006/09/16 00:01

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