順目毎のダマ聴牌データ集計
採取したデータを順目毎に分類して集計してみた。
以下がその表とグラフ。(画像をクリックするとやや大きめの画像が表示されます。)
採取対象は先制良形聴牌。
なお、この集計での先制とは、
「誰も立直をかけていない状態。ダマ聴や鳴いて聴牌している他家がいても先制扱い。」
良形とは
「待ち牌が2種5枚以上の待ち(対象プレイヤー視点で見えていない牌を数えている。」
対象聴牌は
いずれの待ち牌でも出和了可能な役が付くものだが、フリ聴の聴牌もデータに含まれている。
グラフが、概ね自然な形になっていることから、データ数は足りていると思う。
私としては大体予想通りのデータという感じだが、人によっては「意外と和了率が低いなあ」と感じるかもしれない。
ちなみに、科学する麻雀のデータと和了率を比較したグラフは以下。
無視できない差が付いているが、コレは恐らく「先制」の定義の違いによるものだろう。
今回の集計では他家が立直していないものを先制としたが、科学する麻雀では実際誰も聴牌していない状況をモデルにデータを取っていると思われる。
実戦で参考にするときは、相手の手牌状況から確実に不聴と判るときは科学する麻雀のデータを参考にし、そういった状況分けを考えないなら今回採取したデータを参考にすれば良いと思う。
今後は愚形待ちでのデータ、1順ごとのデータ、待ち牌種別ごとのデータなどをまとめた上で、
ダマ聴が実戦上役に立つと思われているケースについて考察を加えてみたい。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント