順目毎のダマ聴牌データ集計
採取したデータを順目毎に分類して集計してみた。
以下がその表とグラフ。(画像をクリックするとやや大きめの画像が表示されます。)
採取対象は先制良形聴牌。
なお、この集計での先制とは、
「誰も立直をかけていない状態。ダマ聴や鳴いて聴牌している他家がいても先制扱い。」
良形とは
「待ち牌が2種5枚以上の待ち(対象プレイヤー視点で見えていない牌を数えている。」
対象聴牌は
いずれの待ち牌でも出和了可能な役が付くものだが、フリ聴の聴牌もデータに含まれている。
グラフが、概ね自然な形になっていることから、データ数は足りていると思う。
私としては大体予想通りのデータという感じだが、人によっては「意外と和了率が低いなあ」と感じるかもしれない。
ちなみに、科学する麻雀のデータと和了率を比較したグラフは以下。
無視できない差が付いているが、コレは恐らく「先制」の定義の違いによるものだろう。
今回の集計では他家が立直していないものを先制としたが、科学する麻雀では実際誰も聴牌していない状況をモデルにデータを取っていると思われる。
実戦で参考にするときは、相手の手牌状況から確実に不聴と判るときは科学する麻雀のデータを参考にし、そういった状況分けを考えないなら今回採取したデータを参考にすれば良いと思う。
今後は愚形待ちでのデータ、1順ごとのデータ、待ち牌種別ごとのデータなどをまとめた上で、
ダマ聴が実戦上役に立つと思われているケースについて考察を加えてみたい。
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コメント
とりあえずご苦労様です。
非常に素晴らしい研究だと思います。
今後も頑張ってください。
あと、これは余計かもしれませんが。
4人の集計結果としての
和了率・放銃率・立直率・2副露(以上)率、
和了時立直率・和了時2副露(以上)率を出して、
「科学する麻雀」のデータ(35ページ)と大差ないことをあらかじめ示しておかれると、
上記結果についての実効性があることが明らかになるのではないかと思料します。
しかし、本当にすごいですねぇ。
投稿: MeaninglessX | 2007/07/01 22:55
なるほど。
東風荘牌譜対応するときにデータは取ります。
点数状況判断を先にやってから、牌譜対応をやろうと思ってました
投稿: kmo2 | 2007/07/03 00:47