反復深化法もどきで、もっと手広く読むように
まったり麻雀がメインで利用している捨てパイ選択のアルゴリズムは、かなり棒テンに近い打ち方をする。そのため、愚形のターツを大事にしすぎて、愚形リーチが多くなる問題を抱えている。また、2345や2334のような形の有効性を認識できないし、順子をドラ側に寄せるようなうち方もしないという問題もある。
そのような問題を改善するため、もっと手広く読むように評価関数のアルゴリズムを改造したいと思う。けれど、ただ単純に手広く読むようにしてしまうと、古いPCでは遊べないほど遅くなってしまうのは目に見えている。
そこで、将棋などで用いられている反復深化法のようなやり方を取り入れてみる予定。具体的には、棒テン気味の期待値型評価関数での評価順に捨てパイ候補をソートし、ソートした順により深く読む期待値型評価関数で評価。制限時間がきたらその段階で打ち切るようにする。
恐らく、利用しているアルゴリズムをほとんど改造しないまま使いまわすことが可能だろう。まずは一人麻雀の方でプログラムを組み込んでみて、効果を計測してみる予定。
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