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2011/05/07

ScanSnap1500購入


いわゆる自炊による本の整理を目的に、ドキュメントスキャナScanSnap1500を買った。

結論から言うと、非常に満足している。私としては、コンピュータの入力装置としてスキャナは、カメラやマイクを追い抜いて、キーボード、マウスに次ぐ第3のPC入力装置として必須機能という感じにすらなった。なぜもっと早く買わなかったのかと後悔するほどだ。

 購入の際、高機能なScanSnap1500とコンパクトなScanSnap1300とどちらを買うか迷ったが、ScanSnap1500を選んで正解だったと思う。ScanSnap1500には、2枚同時に用紙送りして、ページを飛ばしてしまった場合に、ちゃんとセンサーで検出してくれる機能があり、これが結構優秀なのと、ScanSnap1500でも十分にコンパクトで置き場所に困ることもないからだ。


 スキャンしたデータは十分に綺麗で文句ない。両面印刷の裏面がうっすらとスキャンされてしまうのではないかと不安だったが、今のところそういった問題は起きていない。私が、定規も使わずにカッターナイフでざっくりと、かなり雑に本を裁断したので、斜めに読み取られている部分があるけれど、十分読める範囲で問題なし。

 OCRもまずまず。縦書きの新書本で数字の12が縦に「1」「2」と2文字ならんで表示されておらず、1文字分のスペースに「12」と印字されているケースでnと誤認識されていたり、タイトルなどで読み込めていない部分があったりするので、スキャンしたファイルをプレーンテキスト化して利用するのはつらいものの、検索目的ならば十分に使える範囲である。

 読み取ったファイルは、PDFにしてiPhone4のPDFリーダーGoodReaderで読んでいる。新書、文庫、漫画の単行本ならiPhone4の画面サイズでも、文字が小さいながらも、1ページ丸々表示して読める。というか、iPhone4の画面の方がなぜかPCより文字がきれいに見える気がする。


当初、画面が大きいiPad2かXOOMのようなAndroid3.0タブレットあたりを買う必要があるかと考えていたが、10インチのタブレットは外に持ちあるくのはつらそうなので、当面、新書と文庫はiPhoneでそれ以外の大きな本はPCで読むつもりでいる。

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