« 副露に対する押し引き | トップページ | 点数分布集計 »

2011/10/01

統計的手法の問題点

「○○のときに立直すべきかどうか」を調べたいときがあります。

○○の箇所にはたとえば、「七対子でドラ待ち単騎になったとき」とか、「東1局で子で平和のみで聴牌したとき」などが入ります。

こういった問題を解決するときに、、鳳凰卓のデータから○○の条件にあてはまるデータを集め、立直したときとリーチしなかったときの結果を比較して、答えを出そうとする方法がありますが、これは相当に誤差があるように思えます。

そもそも、鳳凰民というのは相当にレベルの高い集団であり、立直して不利ならば、立直なんてしないわけです。実際に立直したデータには、それだけ立直した方が有利である状況のデータばかりがそろっているわけです。

単純にいってしまうと、鳳凰民が的確な立直判断をしているならば、「○○のときに立直すべきかどうか」を牌譜から実際に立直したときと、立直しなかったときの結果で比較したら、○○の箇所にどんなテーマが入っても、立直した方が不利という結果は絶対に出ないということです。


なので、牌譜データを参照してコンピュータの思考ルーチンのデータとするときは、その点を考慮する必要があるのですが、これがなかなか難しくて、麻雀を統計的に解析するというのは悩みが多いです。


|

« 副露に対する押し引き | トップページ | 点数分布集計 »

コメント

HAZです。
私の個人的な意見を申しますと、的確にリーチ判断なされているならば、ダマにする時もこっちが有利だという的確な判断がなされていて、その結果の優劣というのは収支または和了率、放銃率、ひいては最終着順などに必ず影響が出ると思っています。

統計で難しいのはプレイヤーの意図が判断しづらいことと厳密にはリーチまたはダマが有利だと判断する材料がまだまだ多いことだと思っています。もし可能でしたら時間のあるときにでもスカイプなどで詳しく議論しませんか。

投稿: HAZ | 2011/10/01 23:47

なるほど。ただ、ダマの場合は、次巡以降手を変えられる点が、立直とは大きな違いだと思いますので、立直とダマは対等では無いと私は思います。

スカイプやチャットなどのリアルタイム系のコミュニケーションは時間取られますし、ほかにも議論に加わりたいひともいるでしょうから、ブログの掲示板でお願いします。

投稿: kmo2 | 2011/10/01 23:59

難しいですね。
テンホウからデータ取るのやめて、まったり麻雀のプログラミングからデータ取ったほうが自分的にはいい気が・・・
自分の手はチートイドラ単騎テンパイで、あと3人は適当に場合わけして、リーチの有無で期待値比較とか。

まあそれだと統計にはならないですかね?

投稿: | 2011/10/02 00:06

全く同じ状況というのがこれまでの全ての牌譜でも一つも存在しないのが問題ですね。
ある条件を加えることで分類することはできても、それは一つの視点にすぎないので、また別の着眼点を加えると実は全く違う状況だったりして、統計を用いるのが有利な場合とシュミレーションを用いるのが有利な場合みたいな区別とかってあるんですかね?専門外なのでよく分かりません。

投稿: | 2011/10/02 00:18

>統計で難しいのはプレイヤーの意図が判断しづらいことと

難しいですね。意図については、それこそまったり麻雀のプログラムでやるという手はあります。「相手が降りているとき」などはプログラムならモードがベタオリモードに遷移したときと言えますので、データがとりやすくはありますが、AIが相当に強くないと納得のいく結果がでないのが苦しいことです。


>厳密にはリーチまたはダマが有利だと判断する材料がまだまだ多いことだと思っています。

将棋では、2コマの位置関係などに細かく要因を分割して、重みづけをしていますね。麻雀でも、似たような手法がとれればいいのかなとおもいますが、なかなかうまくいってません。

投稿: kmo2 | 2011/10/02 00:27

>テンホウからデータ取るのやめて、まったり麻雀のプログラミングからデータ取ったほうが自分的にはいい気が・・・

現時点ではどの手法も短所を抱えてますので、いろいろな方面からやってみる必要があるのかなと思います。

投稿: kmo2 | 2011/10/02 02:29

>統計を用いるのが有利な場合とシュミレーションを用いるのが有利な場合みたいな区別とかってあるんですかね?専門外なのでよく分かりません。

私もそんなに詳しいわけではなくてよくわかりません。色々やってみるしかないかなと思ってます。

投稿: kmo2 | 2011/10/02 02:31

>統計を用いるのが有利な場合とシュミレーションを用いるのが有利な場合みたいな区別とかってあるんですかね?専門外なのでよく分かりません。

現実に起こらない(起きる確率が低いケース)などはシミュレーション向きですね。また、テーマ以外の条件をそろえて検証することもシミュレーションではできますので、そういった面では、単純な統計よりシミュレーションにメリットがあります。ぎゃくに、シミュレーションでモデルを作るのが難しいような物は統計向きだといえると思います。

投稿: kmo2 | 2011/10/02 17:26

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61182/52882726

この記事へのトラックバック一覧です: 統計的手法の問題点:

« 副露に対する押し引き | トップページ | 点数分布集計 »