平日/休日のレート的損得
ネット麻雀とかネット将棋では強さを表す指標値として使われているレート(イロレーティング)について前から少し疑問を持っていました。
その疑問とは、休日ばかりプレイするユーザや、平日ばかりプレイするユーザ等、生活スタイルの違いでユーザが時間帯毎にグループ化されていて、平日の方が強いユーザが集まってて、休日にプレイしたほうがレート的に得とか(あるいはその逆)が有るんじゃないかということです。
ちゃんと調べたデータを見たことがなかったので、将棋倶楽部24をサンプルにちょっと調べてみました。
現在、将棋倶楽部24に将皇というソフトが常駐していて、ユーザの挑戦を24時間いつでも受けられるようになってます。このソフトの1600局のデータを基に、平日の安定Rと休日の安定Rの違いを集計した結果、以下のようになりました。
将皇Lv2のトータル安定R(信頼区間95%)
889(870~908)
将皇Lv2の土、日の安定R
940(902~978)
将皇Lv2の月~金の安定R
871(849~893)
将棋倶楽部24では、150レート差があると1級あがりますので、0.5級弱程休日にプレイした方がレート的に得、という結果が出ました。
休日だけプレイしてるユーザより、平日も日常的にプレイしてるユーザの方が強いってことなのかもしれません。
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コメント
平日メインに特東を3年ほど打っている者です。
たまに休日うつと勝ちやすいのは確かです。
具体的に牌譜解析をしたわけではないですが、体感的に「明らかに」
勝ちやすいです。
投稿: 特トントン | 2014/06/12 20:47
今回、調べたのは将棋ですけど、体感的に感じられるほどの差が、同様の結果が麻雀でも出る可能性は高い気がします。
投稿: kmo2 | 2014/06/13 23:42